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20歳で熊本の田舎から上京し、東証一部上場企業2社と、ITベンチャー企業1社で働いた後、30歳で起業を実現した濱崎佑樹です。「失敗しない者は成功もしない!」僕は自分を信じて、失敗を恐れず挑戦する人生を選んでいます。

人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)幸福と不幸の名言

女性の力を引き出して日本経済を再生させるコンサルタント:濱崎佑樹です。

 

今日は、人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)幸福と不幸の名言」についてお伝えします。

 

人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)という諺があります。

意味は、「幸福や不幸は予想のしようがない」というものです。

 

この諺の由来は・・・

 

中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。

さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。

ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。

この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。

ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。

 

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

 

そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。

そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。

 

「このことが災いにならないとも限らないよ。」

 

しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。

近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。

 

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

 

1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。

城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。

そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くはその戦争で死んでしまいました。

しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。

 

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−逃げ出した馬が、良い馬をたくさん連れて帰ってきた−

 

この話は、中国の古い書物「淮南子(えなんじ)」に書かれています。

人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。

「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。

 

「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」

ということですね。

 

幸福や不幸は予想のしようがないことです。

特に自分が不幸に陥った時に、この諺を思い出すと良いですね。



ではまた!



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