成功できるかどうかは、はてなマークをどれだけ立てれるかにかかっている!

20歳で熊本の田舎から上京し、東証一部上場企業2社と、ITベンチャー企業1社で働いた後、30歳で起業を実現した濱崎佑樹です。「失敗しない者は成功もしない!」僕は自分を信じて、失敗を恐れず挑戦する人生を選んでいます。

これからの世界のイノベーションの最先端はアフリカから生まれる理由

どうも、キャリアUP!コンサルタントの濱崎佑樹です。

 

今日は、「これからの世界のイノベーションの最先端はアフリカから生まれる理由」についてお伝えします。

 

「リバース・イノベーション」という言葉を聞いたことありますか?

リバース・イノベーションとは、途上国で最初に採用されたイノベーションが、先進国へ普及するという概念です。

すなわち、先進国で始まったものがやがて新興国に普及するという、かつての一般的な流れとは逆行するわけです。

 

これは、ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスの教授であるビジャイ・ゴビンダラジャンが中心となって、2009年頃から打ち出してきた概念です。

ビジャイ・ゴビンダラジャンは、世界で最も影響力のあるビジネス思想家ランキングThinkers50(2011年度)で3位に入り、同時にブレークスルー・アイデア・アワードを受賞しています。

 

f:id:appohate7:20130722090829j:plain
卓越した研究に対して多くの受賞があるゴビンダラジャン

 

ゴビンダラジャンは、リバース・イノベーションを起こす為には、3つの重要な原則があると述べています。

その3つの重要な原則を以下に示します。

 

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

1. 新興国市場に対して大きな夢を抱くこと。

2. 「かすかなシグナルを増幅させる」ことを、

  コア・コンピタンスにすること。

3. 組織の重心を根本的に置き変えること。

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 

分かり易く言うと、以下のようになります。

 

1. 新興国市場はわからないことだらけ。だけど、ビッグなことができると信じる。

2. 新興国市場のイノベーションは全てが手探り。弱いシグナルしかない。その弱いシグナルから未来の仮説を立てて、検証する。

3. 富裕国から貧困国へと資源を大幅に移動する。新興国市場に資源を投入し、人材をローカライズする。

 

多くの先進国企業はこれまで、「貧困国はビジネス相手として貧しすぎる」と考えてきました。

これは明らかに古い思考モデルです。

 

一部の先進国企業は、「貧困国に自社製品を売る予知がある」と理解するようになりました。

一見新しいように思えますが、「貧困国はイノベーションの源泉だ」とするのが、本当に新しい捉え方です。

 

これからは、未開の大国アフリカが、最先端のイノベーションを駆り立てることが予想されます。

今後多くの企業は、イノベーションに対する根本的なマインド・セットの変更を余儀なくされるでしょう。

 

リバース・イノベーションが起こす新たな革命から目が離せません。



ではまた!



今日の記事が役に立ったり、面白かったら↓
応援クリックお願いします!⇒



P.S.

ブログ読者限定で、
「60分無料キャリア相談サービス」を行っています。

詳細はこちら ⇒ http://bit.ly/124jmFT