リーマン・ショックを低く抑えた超優良企業が、、

あなたは「JPモルガン・チェース」って知ってますか？

名前はなんとなく聞いたことがあるかと思います。

JPモルガン・チェース（JPMorgan Chase & Co.）とは、投資銀行業務、企業及び資産家、個人向けの金融サービスを行う、アメリカ合衆国ニューヨークに本社を置く金融企業です。

投資銀行部門は、2007年の金融危機以降買収により急速に勢力を拡大しており、また適切なリスク管理によりあの“リーマン・ショック”によるダメージを相対的に低く抑えました。

このことにより、投資銀行業務の総合リーグテーブルでは、2009〜2011年の3年連続で「ゴールドマン・サックス」や「モルガン・スタンレー」らを上回り、首位をキープしています。

2011年10月にバンク・オブ・アメリカを抜き、アメリカ最大の資産を擁する銀行となりました。

現在は総資産2.2兆ドル（日本円：約176兆円）、世界60カ国以上に営業拠点を持ち、投資銀行業務、企業及び資産家向けの金融サービスを行うほか、一般個人顧客を数百万人を擁しています。

そして、フォーブス・グローバル2000（※）では、2010年と2011年の2年連続で世界一位を獲得しています。

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（※）

フォーブス・グローバル2000（Forbes Global 2000）とは、フォーブス誌が毎年発表する世界の公開会社（public company）上位2,000社のランキングリスト。

順位は売上高、利益、資産、市場価値の4つの要因に基づいて決められる。2003年以来毎年発行されている。

フォーブス・グローバル2000は、世界でどの公開会社がリーディング・カンパニーであるかを示す便利な指標の1つである。

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そんな世界を代表するリーディング・カンパニーである「JPモルガン・チェース」が、デリバティブ（金融派生商品）取引で、20億ドル（日本円：約1,600億円）の評価損を計上したことが一昨日ニュースになりました。

（1799年に礎を築いたJPモルガン・チェース。213年も歴史のある企業が・・・）

このことについて、米議会上院のリード民主党院内総務は「ギャンブルだ！」と、JPモルガンの行動を強く非難しています。

このJPモルガンの巨額損失により、アメリカを代表するニューヨーク株式市場（NYSE）の重要な指標である「ダウ工業株30種平均」は反落し、市場心理を大きく冷やしました。

っと、まぁーこんなことをつらつら書いたところで、「そんなこと俺には（私には）関係ないよ！」という話しになりそうですが、、(;^_^)

僕がこのニュースを見て思ったが、「絶対的に信頼できる金融機関など、世の中に存在しないな。」ということです。

世界一のリーディング・カンパニーであるはずのJPモルガンだって、こんな巨額な損失を出す過ちを犯すのですから、他の金融機関が同じようなミスを犯さない理由がありません。

だから、自分のお金は自分の責任と判断の元で、しっかりと守っていかなければならないと強く思った次第です。

特に日本は「お金の知識＝フィナンシャル・リテラシー」が低いと言われていますので、グローバル化が加速していく世の中で、自分のお金を守る為に、その術（＝お金の知識）を普段から意識的に身につけていかなければなりませんね。

あなたは、約800兆円という今の日本の借金を生み出した政府やそれに付帯する金融機関のことを信じられますか！？

僕はとてもじゃないけど、そのような機関に“安心して”自分のお金を託すことはできません。

自分のお金は、自分で守らなければ。

その為に、フィナンシャル・リテラシーを普段から高める努力をせねば。

ではまた！

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