女性に活躍して欲しいと思っている企業が逆に女性の意欲を奪っている
女性の力を引き出して日本経済を再生させるコンサルタント:濱崎佑樹です。
今日は、「女性に活躍して欲しいと思っている企業が逆に女性の意欲を奪っている」についてお伝えします。
1986年に「男女雇用機会均等法」が施行されて以来、様々な改正を加えながら、今は女性が働くのが当たり前の時代となりました。
更に、アベノミクス第3の矢「成長戦略」の中核に「女性の活躍促進」を据えていることもあり、今後は女性にもっと活躍して欲しい、リーダーシップをとって欲しいと期待を寄せる企業は増えています。
しかし、そんなこと言われても、働く女性の悩みは尽きません。
例えば・・・
「仕事はしたいけれど、忙しすぎて仕事ばかりの人生は嫌。」
「できれば退職はしたくない。でも、子育てって仕事しながらでは無理じゃないかな。」
「今の会社で長く働きたいけれど、管理職にはなりたくない。」
「いざ出産したら、子育てに意識が向き、職場復帰する気持ちが薄れてしまう。」
「出産後は時短制度を使ってソコソコに働き、家庭中心の生活をしたい。」
などなど。
人間ひとりひとり違った悩みがあり、当然ですが、女性もひとりひとり違う悩みがあるので、「女性の活躍促進」だからと言って女性を一緒くたに考えて対策を講じるのは愚の骨頂です。
女性に活躍して欲しいと思っている企業が、女性を一緒くた気遣うあまり、良かれと思って仕事の役割を限定したり、大変だろうからと制度を充実させたりすることが、女性の仕事のやりがいや、やる気を奪いかねないという側面があります。
「女性の活躍促進」を実現していく為には、真の意味で「フェア(公平)」な職場環境を作ることが重要です。
女性だからと役割を限定せず、男性と同様の教育機会や仕事のチャンスを与えることが重要なのです。
そうすれば、仕事を通じて様々な経験を積み、やりがいを持ち、組織の中でリーダーシップを発揮する女性が自然と増えていくのではないかと思います。
ではまた!
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